フィリピンの第二のビジネス街として知られるオルティガスには多くのコンドミニアムが建ち並びます。では実際にオルティガスにはどのような特徴があるのでしょうか。
この記事ではオルティガスの特徴やコンドミニアムが人気の理由、人気スポットを紹介します。ぜひ、不動産投資や移住などの参考にしてみてください。
目次
オルティガスの特徴
オルティガスはフィリピン経済の中心地として知られ、多くの魅力を持っている街です。マカティやBGCに次ぐビジネス都市としての位置づけであり、世界的に有名な企業や銀行、そしてBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)といった産業が集積しています。
このエリアは、住宅エリアとしても非常に魅力的です。外資企業の多さから、外国人駐在員向けの高級物件やオフィスの需要も非常に高く、さまざまな企業がオルティガスをビジネスの拠点として選んでいます。
その経済的な魅力にもかかわらず、オルティガスの不動産価格はマカティ、BGCと比べるとお手頃です。まだ発展途中ということもあり、今後の資産価値の上昇が期待されています。
オルティガスのコンドミニアムが人気の理由
オルティガスは、マニラ首都圏のビジネスの中心地として急速に成長しています。特にコンドミニアムはビジネスマンや駐在員、地元民から人気が高いです。その要因はアクセスの良さ、治安の良さ、ビジネスの中心地、生活施設の充実、そして都市開発への注力。
以下でさらにその理由について詳しく解説していきます。
好立地でアクセスが便利
オルティガスは、マンダルヨン市、パシッグ市、ケソン市の三つの市から構成されるマニラ首都圏の中心にある経済圏です。主要道路のエドサ・アベニューやMRT(マニラ都市鉄道)が近接しており、マカティやBGCなどの他のエリアへの移動がスムーズに行えます。
車での移動の場合、渋滞無しの交通状況下でマカティまで約15〜30分、MRT利用の場合、所要時間は約10~20分となります。また2021年にオルティガスとBGC間をつなぐ「カラヤン橋」が開通したことで渋滞による移動の不便さが大幅に改善されました。
2029年までに全線開通を目指す「マニラ首都圏地下鉄プロジェクト」も進められており、オルティガスのエリアはさらなる人気上昇が予測されています。
治安が良い
オルティガスは、マニラ首都圏内でも特に治安が良いと評価されるエリアです。
多くのビジネスマンや外国の駐在員、特に日本企業の従業員など、安定した収入と高い教育水準を持つ居住者が多いことが、この地域の犯罪率を低く保っています。そのため、日本人をはじめとする外国人も安心して生活を送れます。
どの地域においても夜の1人歩きには注意が必要ですが、オルティガスでは比較的安全に日常生活を楽しむことができます。
ビジネスの中心地
オルティガスにはフィリピンの大手企業や銀行、例えばJollibee、BDO Unibank、San Miguel Corporationなどがオフィスを構えています。さらに、国際的な企業もオルティガスを選んでおり、IBM、HSBC、J.P. Morganなどの多国籍企業も拠点を持っています。
アジア開発銀行のような国際的な機関もオルティガスに位置しており、BPO業界の成長とともに、ITやコールセンター関連のビジネスも拡大中。これらの機関が集まっていることもあり、オルティガスはマカティやBGCに次ぐビジネスエリアとして知られています。
通勤のしやすさや、最新の設備や施設、そして安全性や生活の便益を求める人々にとって、オルティガスは魅力的な選択肢になるでしょう。
生活に必要なものが揃う
オルティガスには、世界で3番目に大きいとされるSMメガモールをはじめ、多くのショッピングモールやレストランなどの生活に必要な施設が立ち並んでいます。
また24時間営業している施設も多く、1日を通して経済活動が止まらないエリアです。
そのため、このエリアのコンドミニアムは多くの駐在員をはじめとしたビジネスマンに人気があり、将来的にも需要拡大が見込まれています。
都市開発に注力している
オルティガスは開発が急速に行われている都市です。2029年までに全線開通を目指す「マニラ首都圏地下鉄プロジェクト」このプロジェクトの完成により、オルティガスはマニラ首都圏内の他の主要エリアとのアクセスが大幅に向上します。
オルティガスイーストには高級住宅街として知られるヴェルデやコリンシアンガーデンズなどの新しい都市開発も進行中です。これらの都市開発プロジェクトは、オルティガスの経済的な成長とともに、住民やビジネスマンの生活の質を向上させるための取り組みとして進められています。
オルティガスは、これからも都市開発に注力し、さらなる発展を目指していくでしょう。
オルティガスの人気スポット
オルティガスには多くの商業施設が立ち並ぶ街です。その中でも特に人気のある人気スポットを以下で詳しく紹介していきます。
SMメガモール (SM Mega mall)
オルティガスのSM メガモールは、フィリピン最大規模のショッピングモールとして知られています。500以上のショップが並び、世界的に見ても上位にランクインする規模の大きさです。
モール内にはスーパーや服屋、レストラン、電化製品、スポーツ用品、映画館、レジャー施設など欲しいものはほとんど買い揃えることができます。さまざまなイベントやフェアも開催され、訪れるたびに新しい体験ができるのも魅力です。
交通のアクセスもよく電車や車で来れる上に10:00~22:00まで営業しているため、連日多くの人が訪れています。
シャングリラ プラザ (Shangri La Plaza)
シャングリラ プラザもSMメガモール同様、オルティガスの中心部に位置し、アクセスの良さが魅力の一つです。 MRTのシャングリラ駅から直結しており、簡単に訪れることができます。
SMメガモールに並ぶほどのトップクラスの規模感で、7階建ての建物に入る店舗数は400以上。高級ブランドを多く取り扱っているのが特徴で他のモールよりも特別感を味わえるでしょう。
他にもカジュアルブランド、美容サロン、家具店、書店など、さまざまなジャンルのショップが集まっています。また、グルメレストランやカフェ、映画館も充実しており、ショッピングだけでなく、食事やエンターテインメントを楽しむこともできます。
グリーン ヒルズ (Green hills)
グリーン ヒルズは、オルティガスアベニューという大通り沿いに位置するショッピング施設です。アクセス方法としては車、タクシーで行くのがおすすです。広大な敷地に数多くの店舗が点在しており、ショッピングセンター内だけでなく、周辺にも多くの店舗や飲食店が立ち並んでいます。
グリーンヒルズの特徴はなんといっても「ローカル感」です。フィリピンの東南アジア感のあるモールで他とは異なる雰囲気を持っています。特に、宝石やアクセサリー、手作りの商品、伝統的なフィリピンの商品などのアイテムを求める方にはおすすめのスポットです。
ファッション、電子機器、家具、食品など、さまざまなカテゴリーの商品が取り扱われています。また、地元の工芸品や伝統的な商品も豊富に取り揃えられており、観光客にも人気です。
ロビンソン ガレリア
ロビンソン ガレリアもSMメガモールの近くにあり、アクセスしやすいショッピングモールです。
規模感はSMメガモールやシャングリア プラザと比較すると小さいですが、気軽に買い物するにはちょうど良い大きさです。中心が吹き抜けになっており、広々とした雰囲気の中で買い物を楽しめます。
ファッション、家電、家具、食品、エンターテインメントなど、さまざまなカテゴリーの店舗があり、さらに地元フィリピンブランドから国際的なブランドまで、幅広い選択肢があります。飲食店も多数あり、フィリピン料理から国際料理まで楽しめるでしょう。
まとめ
オルティガスはマニラ首都圏の中心に位置し、フィリピンでも有数のビジネス街として注目されています。主要な交通路や公共交通機関が集まる場所であり、安全性が高く、多くの国内外の企業や銀行が拠点を置くビジネスの中心地です。
さらに、ショッピングモールやレストラン、エンターテインメント施設が豊富にあり、交通インフラや住宅エリアの開発も進行しています。オルティガスのコンドミニアム選びに失敗したくない方は、現地の情報を集め、信頼できる不動産業者を見つけることが重要です。
当社ではツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。