フィリピンは美しいビーチや親しみやすい文化で知られていますが、カジノもまた多くの観光客を魅了するスポットとして人気があります。
しかし、初めてのカジノでは「どのカジノが良いのか?」「服装や年齢制限、入場料は?」「失礼な行動をしてしまわないか?」などの疑問や不安が浮かぶでしょう。
この記事では、フィリピンのカジノの魅力や注意点、そしておすすめのカジノスポットを詳しく解説します。安全にカジノを楽しむためにぜひ最後まで読んでみてください。
目次
事前に知っておきたいフィリピンのカジノ情報
カジノが初めての場合は、事前に基本的な情報やマナーを把握しておくことが重要です。以下で、フィリピンのカジノで知っておくべき情報を紹介します。
年齢制限と入場料
フィリピンに位置するカジノの入場料は基本的に無料です。対象年齢は21歳以上で、入場時にパスポートやIDカードなどの身分証明書が求められることが多いです。
カジノによって年齢確認の手続きは異なる場合がありますが、身分証明書を持参して訪れることを推奨します。また、お子様等の未成年者の同伴入場は認められていません。
おすすめの服装や避けるべきアイテム
カジノにはドレスコードが設けられており、具体的な規定が異なる場合があります。しかし、一般的なマナーとして守るべきポイントはあるので、事前に理解しておくことが重要です。
例えば、ショートパンツやサンダル、スリッパのような過度にカジュアルな服装は、入場を拒否されるリスクがあるため推奨されません。また、サングラスや帽子もカジノ内での使用は避けましょう。これらのアイテムは、不正行為の疑いを招く可能性があるため、特別な理由がなければ身につけない事をおすすめします。
無難に襟付きのシャツにスマートなスラックスパンツ、そしてローファーの組み合わせであれば、問題なく入場できるでしょう。もちろんスーツなどのフォーマルな格好で行くのはまったく問題ありません。
フィリピンのカジノの予算と遊び方
カジノが初めての場合、どのくらいの軍資金が必要か、またどのようなゲームがあるのかを事前に知っておくと安心できます。また、基本のゲーム内容を理解することでカジノをより一層楽しめるでしょう。
フィリピンのカジノの予算
フィリピンのカジノの予算は日本円でおよそ1〜2万円からゲームができます。また、約200ペソ程度の少額からベットできるので、カジノを気軽に楽しみたい人にもおすすめです。もちろん資金に余裕がある場合はより高いレートで遊ぶことも可能です。
フィリピンのカジノで定番のゲーム
カジノ内で初心者でもすぐに遊べる定番ゲームを解説します。初めて行く人は基本的なルールを学んでからいくとより楽しめるでしょう。
ブラックジャック
ブラックジャックはテーブルゲームをやってみたいという初心者におすすめのゲームです。カードに書かれた数字の合計を「21」に近づけるというシンプルなルールで、フィリピンでも人気があります。以下でブラックジャックの基本的な内容を解説します。
ゲームの基本ルールはプレイヤー対ディーラーの勝負で、より「21」に近い数字を引いた側の勝ちになります。ただし、「21」を超えると「バースト」となり、その時点で負けとなります。カードの数え方は以下の通りです。
- 数字カード(2〜10)はその数字通りの値。
- 絵札(ジャック、クイーン、キング)は10として数える。
- エースは1または11として数える。
ゲームがスタートしたらプレイヤーとディーラーは2枚のカードを受け取ります。プレイヤーは追加のカードを引く「ヒット」、または現在のカードで勝負する「ステイ」を選びます。
プレイヤーが「ステイ」を選ぶか、「21」を超えるとディーラーのターンになり、ディーラーはカードの合計が「17」以上になるまでカードを引き続けます。最終的に、「21」に最も近い方が勝者となります。数字が同じ場合は引き分けとなり、賭け金はそのまま返還されます。
ルーレット
ルーレットはカジノの象徴的なゲームの一つで、回転する円盤と小さな白いボールを使って行われます。プレイヤーは、ボールがどの数字や色に止まるかを予想して賭けをします。
ゲームの手順としてはまずプレイヤーがテーブル上の数字や色、範囲などにチップを置き、賭けを行います。その後、ディーラーが円盤を回転させ、ボールを投入します。最終的に、ボールが止まった場所に応じて勝者が決定し、賞金が支払われます。主な賭けの種類は以下の通りです。
- 00,0〜36までの1つの数字に賭ける。
- ボールが赤または黒のどちらに止まるかを予想。
- ボールが止まる数字が偶数か奇数かを予想。
- 連続する数字のグループに賭ける
カジノでの注意点やマナー
カジノで遊ぶ際には様々な注意点やマナーがあります。初めてカジノに行かれる人はトラブルにならないように事前に頭に入れておきましょう。
貴重品の管理
まずフィリピンのカジノは特別危険な場所ではありませんが、お金のやり取りが発生する場であるため、貴重品の管理は必要です。
またスーツケースやリュックサックなどの大きい荷物はゲーム会場には持ち込めません。そのため、ホテルに置いてくるかロッカーに預けて、最低限の荷物と貴重品だけを持ってカジノに入場しましょう。
写真撮影や喫煙
カジノ内での写真撮影は、不正行為の防止や第三者のプライバシー保護のため、ゲームテーブル周辺では基本的に禁止されています。さらに、テーブルゲーム中のスマホの使用も制限されることが多いです。
写真を撮りたい場合は、撮影が許可されているエリアでのみ行うよう心掛けましょう。例えば、ラウンジや特定のプライベートエリアでは撮影が許可されていることがありますが、事前にスタッフに確認し、許可を得た上で撮影を行うことが重要です。
また、フィリピンのカジノにおける喫煙ルールも特に注意が必要です。カジノによっては喫煙エリアが設けられている場合がありますが、全面禁煙のカジノも存在します。喫煙を希望する方は、カジノを訪れる前に喫煙ルールを確認し、指定されたエリアでのみ喫煙するようにしましょう。
チップへの交換方法
実際にカジノを訪れ、ゲームをする場合はまず初めに手元の現金をチップに換金する必要があります。以下が2通りの換金方法です。
- カジノ内の換金所を利用するカジノ内でも、日本円からペソへの換金は可能です。カジノ内で換金する場合、レートが高い場合があるので、レートのいい換金所で交換した方がお得に遊べます。
- ゲームテーブル上でディーラーに交換してもらうテーブル上でチップへの交換をする場合、テーブル上のベットエリア以外に置きましょう。ディーラーへの直接の手渡しは、いかさま防止の観点からNGとされています。
また、ゲームが一旦途切れたタイミングで交換をしましょう。ゲーム中のチップ交換はゲームの流れを妨げる行為になり、マナー違反になります。
カジノで買った場合の税金について
またカジノで賞金を得た場合は帰国時に税関で申告を行います。その際、必要に応じて関税の支払いをしましょう。また、カジノでの獲得賞金が年間50万円以上の場合は確定申告が必要になります。
おすすめのカジノ5選
フィリピンには多くのカジノがあり、どこに行けば良いのか迷うでしょう。そこでフィリピン内で人気があり、初心者でも遊びやすいカジノを5つ厳選して紹介していきます。
オカダマニラ
オカダマニラはフィリピンの首都マニラに位置するエンターテインメント複合施設で、2016年に一部がオープンし、続いて2017年には施設全体が公開されました。この施設は、日本人の岡田和生が率いるオカダグループによって運営されています。
- マニラで最も大きなカジノの1つで、500台以上のテーブルゲームや3000台以上のスロットマシンがある
- スロットなどの電子ゲームの種類が豊富
- ホテルやレストランなどの施設も評価が高い
- テーブルゲームの最低ベット額が平均より高めで1000ペソ程度から遊べる
- 夜の噴水ショーが人気
所在地 | New Seaside Drive, Entertainment City, Parañaque City, Metro Manila, Philippines |
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営業時間 | 24時間営業 |
ゲームの種類 | バカラ/ルーレット/ブラックジャック/ポーカー/ポンツーン/クラップス/シックボー/スロットなど |
シティオブドリームズマニラ
シティオブドリームズマニラは、フィリピンの首都マニラに位置する高級エンターテインメント複合施設です。2015年にオープンした新しい施設のため、館内はきれいです。ニノイアキノ空港から無料シャトルバスを利用して20分ほどと、アクセスも便利です。
- 多種多様なテーブルゲームや電子ゲームを提供しており、スロットは1600台以上テーブルは365台ほど備えられている
- ホテル、レストラン、スパなどの施設も併設されている
- テーブルゲームのベット額は500ペソ程度から高レートまで用意されている
- カジノ内には、Qi Long、Melco Club、Li YingなどのVIPクラブや専用のゲームエリアがある
- 喫煙可能なテーブルがほとんどで非喫煙者にはおすすめできない
所在地 | Asean Avenue corner Roxas Boulevard, Entertainment City, Parañaque, Metro Manila, Philippines |
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営業時間 | 24時間営業 |
ゲームの種類 | バカラ/ルーレット/ポーカー/マニーウィール/ポンツーン/シックボー/クラップス/ブラックジャックスタジアムなど |
リゾートワールドマニラ
リゾートワールドマニラは、フィリピンの首都マニラのニノイ・アキノ国際空港から3分の場所に位置するエンターテインメント複合施設です。2009年にフィリピンで最初の統合リゾートとしてオープンしました。
- カジノエリアは、1200台以上のスロットマシンと300台のテーブルゲームがある
- 敷地内に複数のホテル、ショッピングエリア、レストラン、ナイトクラブなどの施設がある
- 定期的に開催されるライブエンターテインメントやショーも人気
- カジノ、ホテル、ダイニングの他にも、映画館や劇場などのエンターテインメント施設も充実している
所在地 | Newport City, Pasay, Metro Manila, Philippines |
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営業時間 | 24時間営業 |
ゲームの種類 | バカラ/ルーレット/ポーカー/ポンツーン/スリーカードポーカー/テキサスホールデムボーナスポーカーなど |
ソレアリゾート
ソレアリゾート&カジノマニラは、フィリピンの首都マニラに位置する高級エンターテインメント複合施設です。ニノイ・アキノ国際空港から無料のシャトルバスを利用して約20分の距離にあります。またマニラ湾を一望できる五つ星のホテルが併設しており、宿泊にもおすすめのホテルです。
- 1200台以上のスロットマシンと300台以上のテーブルゲームが備えられている
- 特に、テーブルゲームの最低ベット額は平均よりも高めに設定されている
- ホテル、ショッピングエリア、レストラン、劇場などの施設がある
所在地 | 1 Asean Avenue Entertainment City Tambo, Paranaque City 1701 Metro Manila, Philippines |
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営業時間 | 24時間営業 |
ゲームの種類 | バカラ/ルーレット/クラップス/ポーカー/マニーウィール/ブラックジャック/ポンツーンなど |
ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノ
ウォーターフロント・セブシティ・ホテル&カジノは、ビーチリゾートとして知られるセブ・マクタン島にあり、マクタン国際空港から車で約30分でアクセスできます。
カジノ周辺にはお店やオフィスが集まるITパークやアヤラモールというショッピングモールなどがあり、ショッピングも同時に楽しめます。カジノメインで楽しみたい人にはマニラのカジノをおすすめしますが、カジノもビーチもショッピングも全部楽しみたいという人にはより最適な施設と言えます。
- 施設の2階に「Casino Filipino」というカジノエリアがある
- 分煙対応されており、非喫煙者でも居心地が良い
- ドレスコードがなく、気軽に立ち寄れる
- 2階に「Casino Filipino」というカジノエリアがある
- ホテルは1万円前後から宿泊できる
- 施設内には、日本食、中華、イタリアン、フィリピン料理などのレストランが充実している
所在地 | Salinas Dr, Cebu City, 6000 Cebu,Philippines |
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営業時間 | 24時間営業 |
ゲームの種類 | バカラ/ブラックジャック/スーパー6/ポントゥーン/パイ・ゴウ・ポーカー/スタッド・ポーカー/ルーレット/Red/White/Big/Small/クラップスなど |
まとめ
フィリピンはビーチや文化とともに、カジノも観光の魅力として注目されています。21歳以上であれば、身分証明書を提示してカジノに入場できます。カジノには一定のドレスコードがあり、カジュアルすぎる服装は避けましょう。またサングラスや帽子の使用も控えることが推奨されています。
フィリピンのカジノでは1万円から2万円の予算から、ゲームを楽しめます。その際に写真撮影や喫煙など多くのルールがあるため、事前確認が必要です。
また、フィリピンにはオカダマニラやシティオブドリームズマニラなどのカジノがあり、それぞれが異なる魅力を持っています。フィリピンのカジノを訪れる際は、今回解説したポイントを参考にしてみてください。
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