フィリピンは、7000以上の大小様々な島が集まって一つの国として存在しています。
フィリピン で不動産購入を考えている方は、フィリピンのどこを拠点に物件探しをすればいいのか、魅力的な地域はどこなのか、住居として人気のある場所はどこなのかなど色々と気になるところですよね。
今回はフィリピンの数ある人気の市場の中でマニラに注目して魅力をお話ししたいと思います。
マニラってどんなところ?と思っていらっしゃると思うので、まずはマニラについて説明します。
ツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
マニラはフィリピンの首都で、国内最大都市です。
マニラ市を中心としてフィリピンの政治や経済などの中核となるような場所です。
この地域はマニラ圏、あるいはメトロ・マニラと呼ばれ、国の発展地域として知られています。
観光としても人気があり、毎年多くの人々がこの地域を訪れています。
魅力あふれるフィリピンの最大都市、
マニラでのコンドミニアムを購入するにはどうすればいいのか?
マニラ不動産市場の価格はいくらくらいなのか?おすすめエリアはどこなのか?それぞれ詳しく説明していきます。
目次
マニラでコンドミニアム購入する方法
マニラでコンドミニアムを購入する際の一連の流れを順番に紹介します。
日本のフィリピン不動産販売代理店を探す
日本には海外の不動産を取り扱う企業が存在します。
フィリピンの不動産を取り扱う代理店を探しましょう。
海外の不動産投資では、実際に現地へ行って物件の確認をすることが国内に比べると容易ではありません。そこで、現地の不動産事情に精通した代理店を見つけることが不動産購入の重要なポイントになります。
予算に合うコンドミニアムの販売方法を探す
フィリピンの不動産には『プレビルド』と呼ばれる、企画段階で不動産を購入する方法と、完成済みの物件を購入するかの2つの買い方があります。
プレビルドは完成済みの不動産よりも安く購入できますが、建設までに数年を要すことになります。
完成済みの物件ですと支払いがまとまった金額必要になりますが、すぐに投資物件として運用が可能になります。
購入方法によってそれぞれメリットやデメリットが違うため、ご自身の状況や所持金などを含めて相談しながらご自身にあった不動産購入方法での購入を決めるようにしましょう。
ネットまたは現地視察
フィリピンのコンドミニアム物件を探すにはインターネットを通じて物件を探す方法と、実際に現地へ出向く方法の2パターンあります。
プレビルドの場合、実際に物件はまだ出来上がっていないので大手の不動産会社を中心に探します。
ディベロッパーの規模が小さいと、そもそも物件が完成しないことや、場所が悪い等の問題が発生することがありますので注意が必要です。
過去の実績や、購入を検討する物件の資料を入念に確認するようにしましょう。
現地に出向いて直接自分の目で確認できる場合は現地視察を行い、周辺地域や物件を確認することが大切です。
現地で実際の建設予定地や物件を見てみたら、立地が良くない場所に位置していたり、思っていたイメージと少し違っていたということもあり得ますので、そう言った不安を払拭するためにも現地視察は可能であれば行ってみると良いです。
物件購入手続き
投資する物件が決まったら、物件購入の申し込みをします。
また、申し込みにあたって予約金の支払いが必要な場合は、購入申し込みに合わせて支払いを進めます。
プレビルドの場合は、支払い回数や毎月の支払い金額を購入前に再度確認することをおすすめします。
支払い回数を確認せずに申し込んだ場合、まとまった金額を請求されたりすることもあるからです。
ご自身の身の丈にあった資金繰りで月々支払いが可能なのか、しっかり支払い計画を立てて確認しましょう。
購入する際に注意するポイント
マニラのコンドミニアムを購入するには、いくつか気をつけなければならないポイントがありますので、ご紹介します。
信頼できる代理店を見つけること
出来るだけ大手企業で、販売実績のある代理店を見つけることで信頼して購入することができます。
支払いの通貨
不動産はフィリピン通貨である「ペソ」で支払うことになります。
不動産購入にはまとまった金額のお金が動くので、日本円から換金する際には少しでもレートが円高でのタイミングで購入できると良いです。
登記完了までの日数
フィリピンの不動産の全額支払いが終了した時点から登記簿発行の手続きが始まります。
登記簿は手続きが終了するまでに、半年から一年ほどかかります。
登記簿の登録済証を所持することで、この物件が買主のものであると公的に証明されます。
したがって、売却時や賃貸として貸し出す際には必ず必要となる書類です。
手元に登録済証が届くまでにはかなりの日数がかかるので、余裕を持って投資計画を立てましょう。
マニラのおすすめポイント
価格上昇しやすい
マニラの中でも首都圏地区では特にマカティ、オルティガス、BGC(Bonifacio Global City)を中心に不動産価格が値上がりしています。
この地域はビジネス街で、海外駐在員を筆頭に需要の高いエリアですので価格が上昇しやすい傾向にあります。
この三つの地域は今後も発展が予測できる地域で、不動産投資におすすめです。
住みやすい
上で述べた価格が上昇しやすいエリアであるマカティ、BGC,オルティガスの三つの地域について詳しくご紹介します。
利便性の高い都市で非常に住みやすい点がポイントです。
マカティ
マニラ首都圏に属する都市です。
首都マニラの南東にあり、数多くの企業が集まるフィリピンのビジネス首都です。フィリピンの首都メトロマニラにあるマカティは、金融の街、ビジネスの中心地であるとともに高級住宅街として知られています。
周辺には多数の外資系企業のオフィス、高級ホテルやショッピングモールが立ち並び、フィリピンの富裕層や旅行者に人気の発展が著しいエリアです。
BGC(フォート・ボニファシオ・グローバル・シティ)
広大な広さのフィリピン軍駐屯地を再開発した土地です。
欧米系の駐在員の家族や地元富裕層をターゲットとする近未来都市です。
ここには外資系の金融機関オフィスや高級ホテル、デパートなどが集まっていて人気が高いエリアです。
オルティガス
2025年に運行開始予定であるマニラ地下鉄の駅ができる予定で、BGCとの繋がる道路も出来るので、接続の良さが期待されるエリアです。
売りやすい
このマニラ中心都市には企業だけでなく、カジノなど人が集まる場所が集中しています。購入希望者は後を立たず、物件を売るのにも有利な地域です。
マニラの治安について
日本人にとってはフィリピン=治安が悪いと思っている方も少なからずいることでしょう。たしかにかつてフィリピンは犯罪が多く治安の良くない国でしたが、現在はフィリピン全土において治安が劇的に改善されてきています。
それは、2016年に就任した元ダバオ市長、ロドリゴ・ドゥテルテ大統領の施策により、マフィア等の犯罪組織、覚醒剤密輸グループ等に対し厳しい取り締まりを行ってきたことが理由です。
ロドリゴ・ドゥテルテ大統領は国民の大多数から支持を受けています。
中でも首都マニラにおけるマカティ、BGC、オルティガス等の都市に置いては日本や欧米の都市と遜色なく発展しており、夜間女性が1人で外出が出来るほど治安が良いとされています。
まとめ
フィリピンはたくさんの島が集まって出来ている国のため、それぞれ地域ごとに特徴があります。
そんな中で、マニラはフィリピンの中でも経済的に発展が著しいエリアであることがお分かりいただけたと思います。
今後、隣接するエリアとも地下鉄や交通網の接合によりさらに人の流れが多くなることは間違いないでしょう。
それにともなってコンドミニアムの購入を検討する人も多くなるので、マニラはコンドミニアム投資において非常に魅力あふれるエリアです。
大統領の努力によって治安もよくなり、人々にとってますます魅力のあふれるエリアとなっていくと考えられます。
マニラでコンドミニアム購入を検討なさっていた方も、そうで無い方にもこの記事が参考になれば幸いです。