フィリピンは、とても人気のあるリゾート地の一つで、 今では留学や移住を考える人も多い場所です。しかしフィリピンに滞在するためには、住まいをどのようにして借りたらいいのか、また、どのくらいの費用が必要になるのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事では実際にどのような方法で物件探しをすればいいのか、また前もって知っておくべき点などを詳しく解説します。 ぜひ最後まで読んで、快適なフィリピンライフを手に入れてくださいね。
当社ではツアーや個別面談などもやっていますので、お気軽にLINEでお問い合わせください。
目次
フィリピンでの賃貸物件の探し方
フィリピンの賃貸住宅事情を知り、快適な物件を探しましょう。
日系の不動産会社を利用
日本人がフィリピンで賃貸物件を探す場合にもっとも多いのが、日系の仲介業者です。
日本語で応対してもらえるので安心して相談ができます。
しかし、費用は日本と同じく家賃の1ヶ月分の仲介手数料がかかるところがほとんどで、取扱い物件数が少ないのが残念です。
ローカル不動産会社を利用
フィリピンでは入居者から仲介手数料は取らない慣習があるので、仲介手数料がかからないうえ、現地のネットワークを駆使して多くの物件の中から探してもらえます。
しかし、全てが英語での対応なので、最低限の日常会話ができないと交渉が難しいでしょう。また、入居後のトラブルに関しても対応が遅いのでストレスを感じてしまう恐れがあります。
ポータルサイトを利用
フィリピンで賃貸物件を探す場合、もっとも適正価格で探すことができるのが海外のポータルサイトです。ここでも英語でのやりとりが必要になりますが、選択肢も広がり理想に近い物件を探すことができます。
そこでおすすめのポータルサイトを5つ紹介します。
⚫️Rentpad
⚫️Lamudi
⚫️Dot Property
⚫️Flatfy
⚫️Facebookマーケットプレス
ポータルサイトを使う場合の注意点として、いい物件は早く契約されるので、早めに内見を申込み早く動くことを心がけましょう。
その他物件の探し方
その他、下記の方法もあります。
⚫️フィリピン在住の日本人を頼る
コンドミニアムを保有している日本人オーナーは多いので、フィリピン在住の日本人コミュニティに参加することで割と簡単に物件を探すことができます。
⚫️社宅を借りる
フィリピンに駐在する会社員のほとんどが、会社名義の賃貸物件か会社所有の物件に入居する社宅の場合が多いです。社宅であれば、家賃の全額もしくは一部を負担してくれることがあるので、経済的負担も少し軽くなります。
⚫️Airbnbで探す
短期間の滞在であれば、Airbnbはほぼ100%家具付きで、光熱費も全て込みのうえに、物件に不備があった場合はAirbnbの日本語サポートを受けることができます。ただし、短期契約のため家賃は通常の2〜3倍で設定されています。
賃貸料金の市場価格
ここでは、マカティ市のコンドミニアムを例に賃貸料金を見ていきましょう。フィリピンでの部屋の呼称は日本とは異なります。
⚫️Studio(スタジオ)タイプ…日本ではワンルーム
面積…20〜50㎡
家賃…10,000〜25,000ペソ(24,000〜60,000円)
⚫️1BR(ワンベッドルーム)タイプ…日本では1DK
面積…30〜50㎡
家賃…18,000〜30,000ペソ(43,000〜72,000円)
⚫️2BR(ツーベッドルーム)タイプ…日本では2LDK
面積…50〜90㎡
家賃…30,000〜50,000ペソ(72,000〜120,000円)
⚫️3BR(スリーベッドルーム)タイプ…日本では3LDK
面積…100〜150㎡
家賃…60,000〜90,000ペソ(144,000〜216,000円)
※1ペソ=2.4円で計算しています。
※家賃は立地や築年数などさまざまな条件によっても異なりますので、あくまでも目安です。
フィリピンで賃貸物件を探すときに知っておくべきこと
フィリピンで賃貸物件を借りる場合の流れは、日本と異なる場合があるので前もって知っておくと良いでしょう。
入居審査および敷金・礼金について
フィリピンでは、基本的に入居審査はありませんが、オーナーの影響力が日本に比べて大きいため、まれに断られることもあります。
また、敷金(デポジット)は家賃の1ヶ月分で、礼金なしの場合が一般的です。
契約期間について
フィリピンで賃貸物件を借りる場合の一般的な契約期間は、基本的には一年間です。(社宅の場合は2〜3年)
ただ物件によっては、6ヶ月で契約できることもあります。
初めてフィリピンに住む場合、土地柄やその部屋で快適に暮らせるか不安な方は、6ヶ月で契約できるか確認するものおすすめです。
退去費用について
退去の際は管理会社が部屋の状況を審査し、敷金(デポジット)から差し引かれるのが一般的です。
フィリピンの退去費用の概要の特徴は、床の小さな傷まで細かく請求の対象になります。敷金(デポジット)を超えた場合は日本と同じように請求になります。
まとめ
ここまでフィリピンでの物件探しについて説明してきました。知らない国での暮らしに不安はつきものです。安全に快適に過ごすためには、最善の方法で物件選びをすることが前提です。さまざまなリスクやトラブルをさけるために、事前にしっかりと調べフィリピンでの暮らしを楽しんでくださいね。
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