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フィリピン不動産購入時の住宅ローンについて

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はじめに

フィリピンの不動産投資をする際に、資金調達に必要不可欠な住宅ローン。

今回はその住宅ローンに焦点を当てて解説していきます。

フィリピンの不動産投資を考えていらっしゃる方の疑問点として、そもそも海外の物件購入にローンが組めるのか?あるとしたらどのような種類のローンが組めるのか?審査は通りやすいのか?気になるところですよね。

住宅ローンに関しては、フィリピンで借りるパターンと日本で借りるパターンの二通りあります。

ここではフィリピン不動産購入時の住宅ローンについてフィリピンで借りる場合と日本で借りる場合でそれぞれの特徴やメリット、デメリットについてお話ししていきたいと思います。

フィリピンの住宅ローンを使用の場合

フィリピンの住宅ローンは日本のように満額融資はできません

フィリピンで住宅ローンを使用する場合は物件金額のおよそ60%〜70%がローンの限度額になりますので、ご注意ください

不動産購入を考えている場合、物件金額の30%〜40%分は予め自力でまとまった資金を用意しておくようにしましょう。

フィリピンで借りることができるローンにはインハウスローンとバンクローンの2種類があります。

ここからはこの2種類のローンについての特徴やメリットデメリットをお伝えします。

インハウスローン

フィリピンのディベロッパー(不動産開発業者)が用意しているローンで融資期間10年間で金利12%ほどです。

インハウスローンのメリットとしては、外国人でも審査が比較的通りやすいところです。

デメリットは金利が高いところです。

他のローンに比べて金利が高いので、ご自身で収支のバランスが取れているか確認してから借入するようにしましょう。

バンクローン

フィリピン現地の銀行からローンを借りる方法です。

フィリピンの銀行のローンは融資期間10年間で金利7%くらいです。

メリットはインハウスローンに比べて金利が比較的安いところです。

デメリットとしては金利が安い分、審査通過が厳しい点です。

日本のローンを使用する場合

オリックス銀行

日本では、フィリピンの不動産投資に対してオリックス銀行の住宅ローンを使用することができます。

借り入れするにはいくつか条件がありますのでご紹介するとともに、オリックス銀行を利用する際のメリットやデメリットについても詳しくご紹介したいと思います。

 

借入条件

融資限度額は1,000万以上2億円以下
(返済期間は1年以上35年以内です。)

金利は変動金利利用であれば​​3.675%
3年固定金利特約付きの場合3.3%
5年固定金利特約付きの場合3.5%
(※オリックス銀行ホームページから引用)

高額借り入れが可能で、長期返済も可能で、ご自身に合った返済プランを考えることができるのが特徴です。

メリット

融資された額の使用用途は特に決められていないため、
ローンの審査を通過すれば購入物件自体に対しての評価は特に気にせずにローンを利用することができます。

その理由としては日本国内にある不動産を担保としているためです。

金利がフィリピン のローン金利より圧倒的に低いこともオリックス銀行でローンを利用するメリットです。

 

デメリット

これだけのメリットがあるなら、
多くの日本人はオリックス銀行でのローン利用を希望すると思います。

しかし、このローンを利用するには厳しい条件があり条件クリアできる方はあまり多くはありません。

オリックス銀行のローンを利用するは本人の属性が良くないと利用ができないという点がデメリットです。

属性の条件は前年度の年収が700万円以上であること、同一勤務先で三年以上継続勤務していることなどが挙げられます。

担保にするための国内不動産は、立地場所が首都圏、近畿圏、名古屋市、福岡市に限られます。

また、日本国内である程度の不動産投資の実績があることも申込条件に挙げられています。

条件に見合う人はそう多くはないので大抵の条件に見合わなかった方は結果的に日本の銀行での融資を受けることができなくなり、フィリピンでのローンを利用することとなります。

 

まとめ

フィリピン不動産購入時に住宅ローンを借りるには借りる日本とフィリピンどちらの国で借りるのか、
企業から借りるのか銀行から借りるのかなど選択肢がいくつかありますので、
しっかりとご自身に見合った条件のローンを利用することをお勧めします。

それぞれメリットもデメリットも併せ持つため、
いざローンを借りたらこんなはずではなかったということにもなりかねません。

審査が通りやすいからといって安易に決定するのではなく、
それぞれの特徴をしっかりと見極めてからどの企業のローンを利用するのか選択するようにしましょう。

長期にわたって支払うローンは、総額にすると借りる企業でかなり額に差が出てくることを頭に入れておいてください。

フィリピン不動産購入後の住宅ローンについての知識が少しでも深まり、参考になれば幸いです

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